KENWOOD製ドラレコDRV-610を購入~別売の電源ケーブルで配線
納車に合わせて、非純正のドライブレコーダーを購入した。どんな機種で、どんな機能があるのかについて今回は紹介する。
※製品自体の設置状況の画像や実際の録画映像の紹介は、今後の記事にゆずる。また、設置工事はディーラーに依頼したためDIY講座ではないことを断っておく。
社外製ドラレコ設置を決定
まず、ドラレコを付けるか否かという問題については、あまり深く考えなかった。新車だしとりあえず付けようか。そんな感じ。わが家の会計担当(妻)もあっさり予算を出してくれた。
純正のディーラーオプションの製品は、1種類で、ご覧の通り38,448円。詳細は下記、マツダ公式ウェブサイト内のアクセサリー紹介ページで。
【MAZDA】アクセサリー詳細|[富士通テン]ドライブレコーダー
ちょっと高いと思った。せっかくならもう少し社外ドラレコも検討してみよう。
ところで私は生まれてこのかたドラレコを買ったことも使ったことも無い。知識が無い。ちょっと調べてみると、フルハイビジョン、駐車監視、衝撃感知、LED信号対応、Wi-Fiでスマホ同期、前方車発進警告……。いろんな機能があるらしい。価格もピンキリだ。
正直、あまりこだわりはなかった。なにせ、ドラレコ作動中のほとんどの時間は録画と消去を繰り返すだけなわけだし、駐車中の録画はする予定が無いし(バッテリー上がりが心配)、あってよかったと思うのは事故などトラブルがあったときのみ。そのトラブルも起こらなければ、まったく無用の長物になることもあり得る(むしろそのほうが望ましい)。
※防犯やトラブル予防としての意味もある、ということにはのちに気づくことになる。
機種はケンウッドDRV-610に決定
とりあえず価格.comのランキングを見ると、こんなふうになっていた(画像は2017年3月のもの)。
※最新の状況はこちらのリンク先で確認できる。↓
「売れているものなら間違いないだろう」の大衆迎合精神で、この中からざっくり3つにしぼる。細かい判断基準を持たない消費者の心理とは所詮こんなもの。
- コムテック ZDR-012 9,980円
- ケンウッド DRV-610 16,280円
- トランセンド DrivePro 200 13,800円
この中で、“唯一知っていたメーカー名がケンウッド”というさらに安直な考えで、ケンウッドに決めた。コムテック、トランセンドの関係者には申し訳なく思う。
機種を決めたら、次は最低限の機能がそろっているかどうかの確認だ。(普通は逆?)
ケンウッドDRV-610の搭載機能
- フルハイビジョン → ○
- WDR機能 → ○
- 運転支援機能 → ○
- LED信号対応 → ○
- ノイズ低減 → ○
- イベント記録 → ○
- 駐車録画 → ○
2. WDR機能 ―― たぶんデジカメのハイダイナミックレンジのようなものだろうと理解した。あるに越したことはない。
3. 運転支援機能 ―― 前方衝突警告、車線逸脱警告、発進遅れ警告が搭載されているらしい。クルマの方に同じ機能ががあるから使用しない。
4. LED信号機対応 ―― LEDの点滅速度と録画のフレームレートを微妙にずらして、再生時に信号が映っていないという状況をふせぐもの。あったほうがいいな。
5. ノイズ低減 ―― 地上波デジタル放送受信時にノイズを低減するというもの。程度がわからないからなんとも言えない……。
6. イベント記録 ―― Gセンサーを搭載していて、衝撃を検知して事故前後の映像を保護する。一見必須機能のように思えるが、事故が起こったら普通その場で録画データを保存するだろうから、正直不要ではないかと思う。とはいえほとんどのドラレコに標準でついている機能のよう。
7. 駐車録画 ―― 別売の車載電源ケーブル(DRV-610)を使用して、常時電源をとり、エンジン停止中(駐車中)も撮影するもの。バッテリーの消耗が気になるので、私としては不要。
以上である。主な機能がそろっていて申し分ない。むしろ過剰なくらいだ。
別売のケーブルCA-DR150も同時に購入
この商品、標準で付属する電源ケーブルは、シガーソケットに挿すタイプである。でもそれだとシガーソケットを常に占領するし、なにより見た目がよくない。そこで別売のケーブルCA-DR150を買うことで、ヒューズボックスから電源をとることができ、配線を完全に見えなくすることができる。
ドラレコ本体と一緒にこれも購入した。
設置工事はディーラーに依頼
設置工事はディーラーに任せることにした。私はクルマのDIYに関しては素人。ゼロから色々調べて勉強する時間も惜しかったし、機械相手に下手なことをして失敗するリスクも避けたかった。
契約したあとの打合せのとき(納車まで1ヶ月くらい)、担当営業マンの亀谷君に相談した。
提示された設置工賃は、10,000円也(ディーラーによって異なると思われる)。なんとか新車成約のご祝儀でオマケしてもらいたかったが、それは消費者のわがままというものだ。料金交渉は少しだけねばったが、結局引き下がることにした。(クルマ本体の購入のときにだいぶ頑張ってもらったし、嫌な顧客になりたくなかったから)
納車日の1週間前までにディーラー店舗に届けてくれとのことだったので、亀谷君に断った上で、Amazon注文時に配送先を店舗に設定した。かくして納車時にはバッチリ設置されており、すぐに使うことができた。
工賃10,000円は損か? 得か?
ディーラーで工事してもらうのにはメリットもある。配線や接続の不具合等、工事に起因するトラブルがのちに起こったとき、整備のプロに修繕を要求することができる点だ。素人が自己責任で起こした失敗は誰もフォローしてはくれない。
結局、本体、別売ケーブル、工賃あわせて約30,000円となった。純正ドラレコは38,448円。賢い買い物だったと言えるだろうか? もっとよく検討すれば、商品自体をカーショップなどで購入して工賃の割引を適用する、なんてこともできたかもしれない。
補足
使用感、といっても、ドラレコとは何かコトが起きたときに役目を発揮するものであって、普段は作動していることすら意識しない。ただいつもフロントウィンドウに張り付いて録画ランプを控えめに光らせている。(液晶画面表示は常時オフにしている)
運転席からはルームミラーの陰に隠れてほんとんど見えない。助手席にすわる妻によると、景色を見るのに邪魔にはなっていないという。
配線にもまったく不満なし。助手席側のAピラー内を通している。別売ケーブルのスイッチ類がグローブボックス内で操作できるようにされている。
ドラレコ本体や別売ケーブルの画像、実際の録画映像などは今後別の記事で紹介したいと思っている。しばし待たれたい。