マツダCX-5:宇宙の旅

マツダのSUV、コスパの高い「2代目CX-5」と私のカーライフ

新型CX-5で燃費14kmを記録!~新潟・東北1000kmロングドライブ

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 この土日を利用して、約1000kmの長距離ドライブをしてきた。経路とクルマの感想、燃費などを報告する。

快調な関越道と、MRCCのよさ

 早朝、まずは関越道に乗る。

 追越車線は常に空いているか、スピードの速い車が走っている程度で、渋滞もなくすこぶる快調にドライブできた。MRCC(マツダ・レーダー・クルーズコントロール)は、ほとんどの工程を100kmに設定。ハンドル操作により多く集中できて快適この上なかった。

 追い越しのときだけアクセルを踏み込み、追越車線に移る。

 MRCCの定速走行(前方車がいれば追従走行)は、アクセル操作(ブレーキも)でキャンセルされる。アクセル操作終了後は、自動的に定速走行に戻る。

 だから、追い越しがとても楽だ。MRCC中に前方に遅い車がいたら、車線を移してアクセルを踏み込む(いったんMRCCは解除される)。走行車線に戻ってアクセルから足を離すと、先ほど設定していた車速に自動的に戻って定速走行が再開される。

 この機能のため、基本的にはMRCCで走り、スピードを出したいときだけアクセル操作する、という直感的でカンタンな運転が可能となる。買ってよかったと思える便利機能のひとつだ。

日本海東北自動車道と笹川流れ

 昼、新潟の知人宅に寄り、昼食&休憩。さらに北進。

 村上市で日本海東北自動車道を下り、一般道を選択。新潟県から山形県に入るルートは、国道7号線と国道345号線とがあるが、これらはちょうど県境部分で互いにクロスしている。(海岸線ぎりぎりまで高い山が張り出す「鼠ヶ関」付近が共用区間となっている)

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 そこでまずは345号で海岸近くを走行。『笹川流れ』という、奇妙な形の岩壁が連続する景勝地がある。日本海を背景に、迫力のある自然の造形を楽しみがら進む。また、『水曜どうでしょう』で大泉洋氏がウィリー事件を起こした現場もこの国道だ。

 鼠ヶ関を超えたら再度日本海東北自動車道に乗って酒田市を目指す。

 妻は後部座席で眠っている。純正の赤外線フィルムを貼っているため、うしろのほうが直射日光が当たらず涼しいことに気づいたようで、いつの間にか後部座席が定位置となった。

 ※私は同乗者が寝ていてもなんら気にしないタイプだし、それどころか一人でじっくり運転を楽しめるので静かにしてくれていた方がかえってありがたい。

 乗車後の感想でも、眠ってしまうほど快適体の疲れや痛みもほとんど無いと言っていた。

静粛性について

 後部座席に乗ってくれたおかげで静粛性の高さも実感できた。

 100km前後で高速道路を走行中(回転数は4000rpm前後)も、うしろの妻の声ははっきり聞き取れる。声を張り上げたりもしていないし、前かがみにもなっていない。また、音楽もかけている状態でだ。それほどこの新型CX-5の静粛性能は高いと言えるのではないだろうか。

謎の異国空間『道の駅とざわ 高麗館』

 酒田あたりから国道47号線へ。途中、突如、国道から異様な朝鮮風の建物が見える。山形県戸沢村の『高麗館』である。なぜこんなものがこんなのどかな田園風景の中にあるのか?

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 それは、花嫁不足を解消するために、かつて行政が主導し、韓国から(花嫁としての)女性の来村を奨励した結果、韓国人が多くなり韓国文化が根付いた。そのためこういった施設を作ったのだという。韓国の食材や調味料、向こうのアイドル歌手のグッズなどが売られていた。

 なお戸沢村自体は、「健康保険」を日本で最初に始めた自治体でもあるという。「健康保険発祥の地」の碑が高麗館に立っている。

 そのまま宮城県に入り、鳴子温泉に一泊。

仙台駅周辺で牛タン、ひたすら常磐道を南進

 2日目は帰路である。旅館の朝食と朝風呂で帰りの運転のための英気を養う。

 昼、仙台で牛タンを食す。過去の出張や旅行でいろんな店を食べ比べ、結局いちばんおいしいと(私が)結論づけた『味の牛たん喜助』で。

味の牛たん喜助 | 仙台名物牛タンを全国に広めた喜助。創業40余年、熟練の職人こだわりの逸品。専門店人気第1位。

 帰りの常磐道も空いていて快適そのものであった。

燃費

 90%以上が高速道路。それでこの14.2kmという燃費が出た。エアコンは常時オン(福島県内で外気25度という暑い日だった)、i-stopはオフの状態、乗車人数2名、半分ほどの時間をMRCCに任せていた。

その他の感想

 長時間の高速走行で気づいたこと、それは、虫のクラッシュが多いということ。

 前に乗っていたセダンに比べて、前面投影面積が大きいせいか、これがかなり多い。グリル周り、フロントウィンドウ、サイドミラー等に大量の虫がぶつかってそのまま死骸がこびりついてしまう。

 途中の知人宅でケルヒャーの高圧洗浄機を借してくれ、きれいに落とせた(水の噴射だけできれいになった)。今我が家ではそんな便利な道具は持っていない。一刻もはやく洗車したいが……。

 

※画像を以下のサイトからお借りしました。Google マップ 高麗館 施設案内|山形県戸沢村