マツダCX-5:宇宙の旅

マツダのSUV、コスパの高い「2代目CX-5」と私のカーライフ

新型CX-5納車後100kmの感想~2リッターでも十分な爽快感

私のCX-5

 納車されて1週間、約100kmを走行した。

 対象のクルマは私の所有車で、2代目CX-5(KF)20S PROACTIVE 2WD(FF)、2017年3月に納車されたものである。純正19インチホイールを履いている。100kmのうち信号や渋滞の多い市街地が8割、残り2割が法定速度MAXで巡航できる幹線国道と高速道路だった。

走行フィーリング

市街地

 この車重で2リッターというエンジンの小ささに少し不安を持っていたが、まったくの杞憂だった。

 まず市街地の走行では、力不足は感じない。アクセルオンに即座に応じて滑り出し、遅れや違和感は無い。時速60kmまでの加速も申し分ない。車体の重さを感じさせない。ディーゼルエンジンのXDはこれにもっと強いトルクが加わるのだろうが、私にとっては20Sで十分だと思った。

高速道路

 ランプのカーブが終わって本線に合流する間の加速は、前所有車の3.2リッターセダンに比べるとやや愚鈍という感じ。また回転数が4000ほどまで一気に回るため、グワーンと大きな音が室内にひびく。

 しかし実用に困ることはまったくない。

 時速100km前後での直進および緩いカーブでの安定性は言うことなし。車高が高いことによる横方向の揺れの不安や不快は感じない。100~115kmでだいたい2000~2400回転あたりを保持していただろうか。定速走行中はエンジン音も気にならない。実に静か。

GVC(G-ベクタリング・コントロール)

 (長くなりそうなので別の記事で)

静粛性・振動・ハーシュネス

 エンジン音、ロードノイズ、風切音、いろんな音の室内への進入が対策されているようだ。とても静か。純正ノーマルのスピーカーだが音楽もナビ案内音声も問題なくクリアに聞こえている。

 エンジンの回転による振動は、少ない。停車中も走行中も。

 路面の舗装の状況はわりと車室の振動になって感じる(純正19インチホイールである)。だがそれは私が意識しているからであって、妻からはなんの不満も出ていない。

 まあ、こんなものだろう。居住性重視の高級セダンではないわけだし、重心も高いし。左右の車輪どちらかだけが乗り上げるような起伏でも、車体が大きく横揺れする。車高の高いクルマだから当然ではある。

 そこは運転のしかたに気をつけてカバーするしかないだろう。

見た目

エクステリア

 納車後に、合計6人の知人に見られる機会があった。みなそれぞれ自分の車を所有している。

 実際にそうであるかは別として、「カッコイイ、何ていう名前?」「高級車に見える」「ホイールが大きくて黒く見えていい」という感想が口々に出た。ただお世辞にかっこいいと言うだけでなくて、立ち止まって外装を見て回った人がほとんどだった、というところが心象的だった。

インテリア

 パネル・インジケーター類については、華美でなく、かつダサくもないちょうどいい内装が個人的に気に入っている。(シートの座り心地や空調音響などの感想は別の記事で述べたい)

燃費

 メーター上で10.0km/L(エアコン&i-stop常時オン)。しかしこれは冒頭の走行状況の場合だ。特にエコ運転を心がけていたわけではなく、周囲の交通状況に遅れないことを優先して走っている。

 正確な数値を出すにはもう少し距離が必要か。

おわりに

 ざっと、こんな感じ。それぞれの項目でもっと言いたいことがあるので、今後個別の記事に分けて紹介していきたい。