マツダCX-5:宇宙の旅

マツダのSUV、コスパの高い「2代目CX-5」と私のカーライフ

新型CX-5納車後500kmの感想~走行性能・燃費・安全機能などについて6000字!

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 わが愛車2代目CX-5(20S PROACTIVE 2WD)。1月21日の契約から約2か月後の3月17日に納車され、本日は4月7日。仕事とプライベート合わせて走行距離が500kmを超えた。全体的に、満足を超える大満足の買い物だったと思っている。

 以前、100km走行時点では↓の記事のような感想を述べたが、今回はもう少し詳細にこの2代目CX-5の感想を記していきたい。

走行性能

ハンドリングとアクセルフィール

 ハンドルを切る感触は、軽い。率直にそう思う。街乗りで右左折をするときには、ハンドルにてのひらをあててクルクルと簡単に回せるような、そんな軽さだ。比較するのが難しいが、いわゆるホンダ車の低速時のような軽さ。※このクルマは電動パワーステアリング。

 私はこの軽いハンドルの感触は悪くないと思っている。ちょっとの買い物や街乗り、駐車場の出し入れが多いため、腕が余計に疲れないところがとてもありがたい。

 では高速道路ではどうかというと、低速では軽かった感触がまるで見違える。GVCのおかげかステアリングの制御かわからないか、とにかく修正操舵が少なくて済んでいる。こまかい地面の凹凸や微妙なカーブでハンドルが動かず、快適で運転が楽しく思える。

 アクセルのレスポンスは、素早くてスムーズ。意図した挙動をクイックにタイヤに伝えてくれている。まさに人馬一体と言っていいと思う。文句なしの感触である。

 ディーゼルはもう少しレスポンスは遅れるのではないかと思うが、比較していないので判断がつかない。(私はCX-5 XDは運転したことがない)

エンジンパワー

 これについては、正直言って少し非力と感じている。高速の合流など急いで加速しなければいけない場面で(200mくらいの間に時速50kmから80kmまで到達しなければいけないようなとき)、踏み込むと4000回転近くまでブオーンと音を立てて回る。「頑張ってる感」が車体からひしひしと伝わってくる。

 1.5トン超の車重に対しての2000ccエンジンなのだから、しかたないと言えばそれまでだ。SUVとはそういう図体がデカい乗り物なのだ。走りよりもスタイルや居住性に重きを置いているのだ(少なくともCX-5は)。そこを勘違いして購入すると不満を覚えてしまいかねないので注意されたい。

 とはいえ通常の街乗りや高速巡行レベルでは十分すぎるほどのパワーを持っていることは強調したい。

 私はある程度想定して買ったからなんら不満はないし、実用でも何も困っていない。ただ、あくまで車重に対して2000ccでは少しエンジンとして小さいなと感じているというだけだ。2500ccにすればよかったかなと思ったことが500kmのうち3回くらいあった程度だ……。(余裕のある方にはぜひ2500ccガソリンを薦めたい)

居住性・乗り心地

振動・騒音

 走行中、エンジンの振動と音は、車内ではほとんど気にならないほど静かだ。風切音もまったく問題にならない。タイヤが地面から拾う音と振動は、意識すれば若干感じる。だが妻は気にせずぐっすり眠っている。

 アイドリング時もエンジンの振動はほぼ無いといっていいほど少ない。音もまったく気にならない。オーディオの音楽以外にはエアコンの吹き出す音が聞こえるくらいだ。(今も車の中でノートパソコンを広げてこの記事を書いている!)

シート

 PROACTIVEグレードなのでメッシュクロスのシート。ほどよく固く、運転するのにちょうどいい。

 表面の質感は、普通。可もなく不可もない。縫製状態にも不満なし。布面のヨレもまだ発生していない。シートから降りたときの座面のへこみも見られない。個人的に大満足。漆黒に近い黒色がとてもいい。

 シート背面の形状には少し不満もある。横揺れ時に上体のずれを左右からホールドするデッパリの角度がやや浅いため、急カーブなどでは少し足・腰を踏ん張る必要がある。だがそこはSUVの宿命と言うべきか。しかしスポーツカーではないので、そこはカーブでしっかり減速するなど運転に気をつけてカバーすべきと思う。

 特筆すべきは腰部分のシート形状で、ここは大変気に入っている。いわゆる「ランバーサポート」という、シートの腰の当たる部分の凹凸を調節できる機能はこのクルマには無い。だが、もともとシートの腰部分が少し膨らんでおり、常に腰を押し上げてくれているようになっているため、自然と腰の疲れが軽減されている。私はまだ2時間程度の連続運転しかしてないが、長時間のドライブでより効果が発揮されてくるに違いない。

 そういう意味でもこのクルマは、斜めぎみに座って片手でハンドルの上側をつかむような運転はふさわしくないと思う。正しい姿勢でシートとの接地面積をできるだけ多するようにし、“3時45分”でハンドルを握る、というのがいちばん疲れず楽しく運転ができる。

 PROACTIVEの標準はパワーシートではない。利便性という意味では、パワーシートのオプションを設定してもよかったな、という後悔は少しある。私の場合シート位置を頻繁には変更すしないから我慢できているが。

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CX-5にiPhone 6を接続してAmazon Musicを聴く〜AUKEY製アダプタ紹介

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 納車されてはや2週間。走行距離は500kmを超えた。軽くてレスポンスのいいステアリング、車重の割にはやや非力だが十分なエンジンパワー、なめらかでストレスの少ないアクセルフィール。価格に対してすばらしいデキのこのクルマをとても気に入っている!

CX-5の車内で音楽を聴く

 さてCX-5はマツダコネクトというインフォテインメント機器(要はカーナビ)が標準かつ強制で搭載されている。マツダ車に限らず純正ナビの宿命として、走行中はテレビやDVDの映像はモニターに映らないようになっており、これは設定では変更できない。(ドライバーが注視するのを防ぐため)

 市販のテレビキットなどを装着したり、USBを使ってゴニョゴニョすれば解除できる。しかしおカネ・手間・保証を受けられなくなるリスクが付きまとう。

 そこで我が家では、車内のくつろぎの手段として、音楽プレイヤー(iPhone 6)をBluetooth接続して音楽を流している。

 今回は、その接続方法と、接続に使った機器の紹介を。

センターコンソールボックスの使いづらさ

 2代目CX-5のセンターコンソール(ヒジかけの部分)には縦に深い収納がある。そこには充電用のUSBポートが2つとAUXの入力ジャックが1つある。納車当初、ここを利用してiPhoneを充電していたのだが、なんとも収まりが悪い。

 コンソールボックス内の小物トレーの大きさが、ちょうど耐衝撃ケースをつけたiPhone 6と同じサイズで、ライトニングケーブル(充電ケーブル)をつないだ状態だとぴったり納まらないのだ。(↓)

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 ケースを外してもこの(↓)状態。まさにピッタリ。これでは充電ケーブルが挿せない。

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 コンソールボックスからコードをびよーんと出してiPhoneをカップホルダーに置いてもみた。だが見栄えが悪い上に、置けるコーヒーも1つ減る。

 そこで、センターコンソール前にある小物スペースを活用する方法を考えた。ここには12Vのシガーソケットが1つある。

買ったもの

 まずはシガーソケットチャージャー。シガーソケットの電源をUSB端子に変換してくれる。Amazonの口コミでは賛否両論あるようだが、コストと性能を納得してとりあえず買ってみた。

 そしてiPhone 6を充電するライトニングケーブル。あえてこの商品を買った理由は、iPhone接続部分がL字になっていること。これによって、センターコンソール周りの配線がスッキリする。

ラスタバナナ Lightningケーブル L字型コネクタ 1m ブラック RBMFI033

ラスタバナナ Lightningケーブル L字型コネクタ 1m ブラック RBMFI033

 
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2代目CX-5に「助手席リフトアップシート車」が追加された

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 マツダは公式サイトで3月29日、2代目CX-5に「助手席リフトアップシート」を装備したグレードを追加したと発表した。

 情報ソースはこちらのマツダ公式サイトで。

www2.mazda.com

 この「リフトアップシート」はオプションではなく、「福祉車両」として専用のラインナップ扱いとなるようだ。

 エンジンは2.5Lガソリンと2.2Lディーゼルの2つ。2.0Lガソリン車は無い。ディーゼルは2WDと4WDが選択できるが、2.5Lガソリンは4WDのみとなっている。価格は以下の通り。

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 安全機能・運転支援の機能がセットになったi-ACTIVESENSEは標準装備されている。またスクエアメッシュクロスであり、リアゲートが標準で電動でないことから、PROACTIVE相当となっているようだ。

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 くわしいスペックやリフトアップシートの詳細は下記のページで参照のこと。この追加で、CX-5を買うのを控えていた人が買えるようになると思うと、オーナーとして実に喜ばしい。

www.mazda.co.jp

 

※画像を以下のサイトからお借りしました。マツダ オフィシャルウェブサイト

マツコネ用の保護フィルムはダイソーの商品がやっぱりベストバイ

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 2代目CX-5(KF)にはマツダコネクトが標準搭載されていて、ダッシュボードからそのモニターが突き出るようにして立っている。

 今回、モニターの汚れやキズを守るためにダイソーの保護フィルムを貼ったのでその紹介を。

 ※私の愛車はCX-5は20S PROACTIVE 2DWであるが、本記事の内容は全グレードに通用する。

商品選定

 ネットでいろいろ調べると、ダイソーの保護フィルムがちょうどよいという情報があったので、実際に買ってみた。

 はじめ目当ての商品が近所のダイソーの保護フィルムの陳列場所に無かったため、20分ほど走ってもう一軒別のダイソーの店舗に行った。

 商品はこれである。「多目的フリーサイズ8.0インチ用 画面保護フィルム」。マツダコネクトのモニターは7.0インチだが、これが合うのである。(詳細は後述)

多目的フリーサイズ8.0インチ用 画面保護フィルム(ダイソー)

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 お求めはぜひお近くのダイソー店舗で。

www.daiso-sangyo.co.jp

 ※常に店頭在庫があるかはわからない。だが基本的にダイソーは、販売中止にさえなっていなければ取り寄せもしてくれるはずだ。JANコードは画像の通り、4 979909 888711。

中身はこんな感じ

 内容は、フィルム本体にクリーニングクロスが付属されている。

 マウスパッドの上に置いた透明のフィルムが見えるだろうか。ちょうどCX-5の車体を覆うように横長になっている。

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 ※このマウスパッドは、納車の時にディーラーがくれたノベルティ。

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【画像8枚】カタログでは見れない新型CX-5の写真~ETC車載器/ドアミラーカメラ

CX-5の助手席側のドアミラーの写真

 前回の記事に続いて、今回は運転席のサンバイザーとその周辺、また、助手席側ドアミラー下にあるドアモニター用のカメラの写真をまとめたい。

www.cx-5.space

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